市川五行歌会

房総文学の発祥の地、市川市で2008年春に発会しました。

第108回「市川五行歌会」について

2020年6月13日(土)に開催予定だった第108回「市川五行歌会」については新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で発令された緊急事態宣言の特定警戒都道府県に千葉県が含まれるため、開催場所についても現在休館中などの理由で中止することになり、前回と同じく、有志メンバーの五行歌を開催予定だった日時の前後頃にこのブログに掲載する予定です。

第107回「市川五行歌会」(投稿作品集)

投稿歌1首(題詠「緑」もしくは自由詠)

 

<題詠「緑」>

 

うす墨の夕空に              
ぽっと白い月
そぞろまだかと
ささやく緑(みどり)は
春をいざなう              うみやま
 
青葱が                   
好きやねん
深緑の
ヒリリと匂う
うまい料理の素                                                  かずみ
 
きゅうくつそうに             
小さな みどり葉
あなたが
ここ と
決めたのなら、よし            西本祥子
 
厳冬に逝った               
人のぶんまで
見つめたい
花も
緑も                   田川宏朗
 
若緑輝く                 
芽吹きの五葉松
天地人に活ける
梢の先は
宙の彼方を指す              酒井里子
 
ガゼルのように             
春は来た
弾む
鼓動
みどりごの上にも            佐々木斐都
 
黒髪の                    
女に化けた
雌カラス
男心を
ヒールで突く                 彩葉
 
草木萌動(そうもくめばえいずる)                 
浅緑の若芽が
柔らかく
心に
働きかける                 中澤京華
 
<自由詠>
 
高原さんは                  
体調が
優れないと
ほぼ天気か
夫のせいにする               高原郁子
 
遣唐使船                    
西の涯の泊
三井楽(みみらくのしま)に
沙門空海
「辞本涯」                   一歳
 
 
<投稿者>
一歳、彩葉、うみやま、 かずみ、酒井里子、佐々木斐都、
高原郁子、田川宏朗、西本祥子、中澤京華
 
 
 
*次回は2020年6月13日(土)に開催予定。
題詠及び開催場所と時間は来月以降お知らせします。
 

第107回「市川五行歌会」について

2020年3月14日(土)に開催予定だった第107回「市川五行歌会」については新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大対策のニュースを受け中止することになりました。

その代わり、有志メンバーの五行歌を開催予定だった日時の前後頃にこちらのブログに掲示する予定です。


第107回「市川五行歌会」ご案内

日時;2020年3月14日(土)14:00~17:00

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』のご案内

題詠「緑」、自由詠

ご出席の方は題詠一首自由詠一首の合わせて二首、もしくは題詠か自由詠のどちらか一首を歌会当日の3日前の2020年3月11日(水)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にてお送りくださいませ。

(※尚、葉書の場合、住所については月刊『五行歌』2020年1月号五行歌会・五行歌講座案内(詳細版)に記載されています)

 

    

第106回「市川五行歌会」

日時;2019年12月14日(土)14:00~17:00

開催場所;JR市川駅南口直結徒歩2分 市川市|I-linkルーム

題詠「金」、自由詠

 

<一席>

金輪際という            

真底の底           

未だ識らず

見たし              一歳

 

<二席>

劣等感             

見栄

金欠           

の三拍子に

足がもつれている        漂彦龍

 

わたしとは誰か                     

索めずとも

あってあるもの

想起せよ

内なる宇宙             一歳

 

深海に棲む                   

金目鯛

大きな目の網膜の後ろ

タペタム層が

キラリと反射する                         中澤京華 

 

<三席>

冬の夜空に          

煌めく音符

星たちが奏でる

シンセサイザー

聞こえる                                   酒井里子

 

<出席者>一歳、彩葉、うみやま、かずみ、酒井里子、佐々木斐都、田川宏朗、

     中澤京華、漂彦龍

 

※次回は2020年3月14日(土)に開催予定。題詠「緑」、自由詠。

開催場所と時間は来月以降お知らせします。

 

第106回「市川五行歌会」ご案内

日時;2019年12月14日(土)14:00~17:00

開催場所;JR市川駅南口直結徒歩2分 市川市|I-linkルーム

  (※ ザ タワーズ イースト3階 出張所を通り抜けた奥の周辺)

題詠「金」、自由詠

ご出席の方は題詠一首自由詠一首の合わせて二首、もしくは題詠か自由詠のどちらか一首を歌会当日の3日前の2019年12月11日(水)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にてお送りくださいませ。

(※尚、葉書の場合、住所については月刊『五行歌』2019年6月号五行歌会・五行歌講座案内(詳細版)に記載されています)

 

第105回「市川五行歌会」

日時;2019年9月14日(土)14:00~17:00

開催場所;JR市川駅南口直結徒歩2分 市川市|I-linkルーム

題詠「恋」、自由詠

 

<一席>

火が付いたように        

鳴く蝉

真夜中の太陽           

月下に

薄羽根を捨てる         彩葉

 

杭を               

打つ

大地に一本           

杭を

立てる              一歳

 

<二席>

不忍池の辺りで        

忍ぶ恋

眺めているのは

月ばかり

蓮の花は知らぬふり      佐々木斐都

 

さみしい女は            

芋焼酎

氷 カロン に

心 コロン と

あの恋鳴る            かずみ

 

<三席>

ことば巧みな         

ひとの足指には

巻き爪

厚爪

わだかまる           田川宏朗

 

<出席者>一歳、彩葉、かずみ、酒井里子、佐々木斐都、田川宏朗、中澤京華

 

※次回は2019年12月14日(土)に開催予定。題詠「金」、自由詠。

開催場所と時間は来月以降お知らせします。