市川五行歌会

房総文学の発祥の地、市川市で2008年春に発会しました。

第120回「市川五行歌会」ご案内

日時;2023年12月9日(土)13:30~16:30(13:00〜入室可能)

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』のご案内

題詠「信」、自由詠

出欠に関わらず、題詠一首、自由詠一首の合わせて二首、もしくは題詠か自由詠のどちらか一首を2023年11月30日(木)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にて受付。ご案内については参加メンバー宛お送りします。

※尚、諸事情で歌会が中止になった際も投稿作品については掲載予定です。

第119回「市川五行歌会」

日時;2023年9月9日(土)13:00~16:30

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』

題詠「庭」、自由詠

 

<一席>

学生寮の中庭

友とわたしが

笑って写る

夏は

ストップモーションのまま  佐々木斐都

 

地球沸騰化?

産まれてくる命

今生きる若い命

過酷な暮らし思い

胸、痛い           かずみ

 

<二席>

ひっそりと

かたすみに

大好きなムスカリの咲く

小さな小さな

私の庭           るい

 

多種の額紫陽花

心字池

水琴窟

日本庭園は

四次元で魅せる       酒井里子

 

そよ吹く風に

立ち止まり

見上げれば

波立つ空か

鱗雲            中澤京華

 

<三席>

青春に挟んだ

記憶

大きな校庭

友情と初恋の

ドッチボール         彩葉

 

<欠席歌>

混ぜ合わせて整えて

心の庭は

芽吹いて伸びて

花を咲かせて

そして実を結ぶのです    うみやま 

 

ご入院中の一歳さんから2023年9月7日に欠席歌が届きました。

<投稿者>

一歳、彩葉、うみやま、かずみ、酒井里子、佐々木斐都、中澤京華、るい

※次回は2023年12月9日(土)に開催予定。題詠「信」、自由詠。

近くなったら、改めてご案内致します。

 

 

 

 

 

 

第119回「市川五行歌会」ご案内

日時;2023年9月9日(土)13:00~16:30

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』のご案内

題詠「庭」、自由詠

出欠に関わらず、題詠か自由詠のどちらか一首を2023年8月26日(土)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にて受付。ご案内については参加メンバー宛お送りします。

※尚、諸事情で歌会が中止になった際も投稿作品については掲載予定です。

第118回「市川五行歌会」

日時;2023年6月10日(土)13:30~16:30

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』

題詠「扉」、自由詠

 

<一席>

夜の回転扉

ぬけだして

闇に溶け込む

ミッドナイトブルーの

コート          佐々木斐都

 

<二席>

曇った心を

くぐり抜ける

言葉は

私が折った

紙飛行機              彩葉

 

<三席>

バタンバタン

開いたり閉じたり

夏をしっかりひらいて

四季を区切ってよ

宇宙の扉           かずみ

 

悲しみに

悲しみがおぶさって

昨日より

さらに

扉は重い            るい

 

月夜の扉は

押すより敲くが

絵になるけれど

私は透っと

通り抜けたい        酒井里子

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ Other ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

石の言葉では

閉ざされる

心の扉

合鍵を

笑顔に忍ばせる         彩葉

 

白い琺瑯

漂う

クレゾールの匂い

町はずれにあった

診療所           佐々木斐都

 

カロン

まころん

発音も

姿も似てる

かわいいお八つ        酒井里子

 

きっときっと

何かが変わる

そぉ〜と

扉を開けて

始めるんだ          うみやま

 

山法師が

空に向かって

希望を掲げるように

緑陰で披露する

白い手裏剣          中澤京華

 

四姉妹の

伊豆の旅

三年分の逢いたさ

詰めた

嬉しい旅            かずみ

 

身をよじらせて

グロリオーサ

話してごらん今までのこと

わたしはあなたの

ため息を聞いたよ        るい

 

厚い壁と扉で

仕切られた

見えない世界

目の前にして思案する

鍵を探すべきかどうかと    中澤京華

 

<投稿者>

彩葉、うみやま、かずみ、酒井里子、佐々木斐都、中澤京華、るい

※次回は2023年9月9日(土)に開催予定。題詠「庭」、自由詠。

近くなったら、改めてご案内致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

第118回「市川五行歌会」ご案内

日時;2023年6月10日(土)13:30~16:30(13:00〜入室可能)

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』のご案内

題詠「扉」、自由詠

出欠に関わらず、題詠一首自由詠一首の合わせて二首、もしくは題詠か自由詠のどちらか一首を2023年5月31日(水)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にて受付。ご案内については参加メンバー宛お送りします。

※尚、諸事情で歌会が中止になった際も投稿作品については掲載予定です。

第117回市川五行歌会

日時;2023年3月11日(土)13:30~16:30

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』

題詠「陽」、自由詠

 

<一席>

猫まで亡くし

昼間のワイン

赤い

夕陽が

落ちるまで        佐々木斐都

 

<二席>

春色の五線譜に

風のクレッシェンド

指で踏めば

桜の花びら

響き舞う              彩葉

 

<三席>

妻は体をあづけて

老いた夫は

ネックレスをつける

長い刻(とき)をきざんで

無言の言葉を交わす       るい

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ Other ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

開店前の

半シャッター

マネキンの

視線かわして

駅ビル抜ける        佐々木斐都

 

春の陽光に

身をまかせ

薄紅を

風に捨てる

秒読みの桜吹雪          彩葉

 

一袋すべて

筋の取り易い

きぬさや

朝の緊張

ほどけてゆく         酒井里子

 

話さない限り

自分にしか

聞こえない

思い巡らす

心の声            中澤京華

 

粉砕骨折と歌友が・・・

自分の両膝に

忘れていた痛み走る

苦しいリハビリに耐えて

どうか どうか と祈る      かずみ

 

ぐんぐん

のびるひろがる

明るい

陽に向かって

進め              うみやま

 

背にいっぱい陽をあつめて

寒風の中

子供達が

ころがるように

おにごっこをする          るい

 

髪を二つ結びにした

まだ幼い娘が

父に抱かれて

にこにこしていた

柔らかな陽だまり        中澤京華

 

『陽のあたる坂道』

石坂洋次郎の小説

石原裕次郎の映画

思春期のわたしは

これが青春だと思っていた      かずみ

 

<投稿者>

彩葉、うみやま、かずみ、酒井里子、佐々木斐都、中澤京華、るい

※次回は2023年6月10日(土)に開催予定。題詠「扉」、自由詠。

来月以降に改めてご案内致します。

 

 

 

 

第117回「市川五行歌会」ご案内

日時;2023年3月11日(土)13:30~16:30(13:00〜入室可能)

開催場所;市川市男女共同参画センター『ウィズ』研修室C

     JR市川駅、京成真間駅から徒歩5分ぐらい

      地図;市川市|市川市男女共同参画センター『ウィズ』のご案内

題詠「陽」、自由詠

出欠に関わらず、題詠一首自由詠一首の合わせて二首、もしくは題詠か自由詠のどちらか一首を2023年3月1日(水)までに右記Contactの「市川五行歌会」事務局宛てメールもしくは葉書にて受付。ご案内については参加メンバー宛お送りします。

※尚、諸事情で歌会が中止になった際も投稿作品については掲載予定です。